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【 キット内容 】
・キャップ付き専用容器✖︎2
※1本検査液入り
・スポイト
・採尿カップ
・チャック付きビニール袋
・ご案内(本紙)
・検査申し込み用紙
・郵送用封筒
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尿採取容器についての注意事項
1)尿の量について
2本の容器のうち1本には液体が入っていますが、液体が入ったまま尿を容器に追加してください。尿は両方の容器に半分程度まで入れてください。
2)容器の取り扱いについて
尿を採取する際には、容器が清潔で乾燥していることを確認してください。
液体が入った容器も含めて、使用前に中身を確認し、清潔な状態で使用してください。
3)容器の蓋について
尿を入れた容器は必ずしっかりと蓋を閉めてください。蓋が緩んでいると、漏れや検査結果に影響が出る可能性があります。
4)採取方法
尿は清潔な場所で採取し、できるだけ早く容器に移し替えてください。
尿が長時間放置されると、成分が変化する可能性があります。
5)容器の保管について
尿を入れた容器は、直射日光や高温多湿な場所を避け、できるだけ涼しい場所で保管してください。
6)送付方法
採取した容器2本とも、付属のアルミ袋に入れてしっかり袋を閉じてください。
その後、袋ごと折り返し封筒に入れて、採取した当日中に投函してください。
投函する際は、封筒がしっかりと封印されていることを確認してください。
7)検査の限界
検査キットによっては、100%の確率で病気を判明させるわけではありません。
検査結果はあくまで参考情報であり、確定的な診断や治療のためには、獣医師による診断を受けることを推奨します。
追加検査メニューについて
【 UCCR 検査 】
腎臓のそばにある副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンの尿中の値を確認します。
コルチゾールを主とした副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されると体に様々な悪影響を起こすクッシング症候群という病気を引き起こす原因となります。
※クッシング症候群とは?
クッシング症候群は副腎皮質機能亢進症とも呼ばれ、副腎から出てくる副腎皮質ホルモンが出すぎてしまう病気です。犬では猫や人と比べて発生頻度が多く、中年齢以上の犬で発生することが多い、ホルモン病の1つです。
※クッシング症候群の症状は?
水を飲む量が増え、尿量が増えます。肝臓も大きくなるので、お腹が膨らんできます。合併症が問題になることも多い病気です。
クッシング症候群は基本的には予防ができません。そのため、早期発見・早期治療が大切です。クッシング症候群を疑う症状が見られた場合には、早めに受診する様にしましょう。
※犬猫の死因上位を占める病気「慢性腎臓病」
腎臓病は症状がわかりにくく、気付いた時にはすでに進行している…なんてことも少なくありません。腎臓は肝臓などと違い再生しない臓器です。壊れてしまった腎臓は元には戻りません。オシッコ検診で定期的にチェックすることを習慣にすれば病気・疾患の早期発見・早期治療につながります。
※慢性腎臓病とは?
慢性腎臓病とは、腎臓に慢性的な病変が生じ、その進行が機能的および構造的な腎障害を引き起こす状態のことを指します。「慢性腎不全」と呼ばれることもあります。一度発症すると数ヶ月から数年にわたって進行していき、最終的には腎不全や尿毒症に至ります。
*特に慢性腎臓病については血液検査よりも尿検査がかなり早期に発見ができますので7 歳以上のペットにはぜひオススメの検査です。